マチのおはなし 革のまめ知識 2018年3月26日2018年9月13日 by kawanowa 笹マチ、通しマチ、いろいろあるマチ お財布や名刺入れを選ぶポイントには素材やデザイン、カラ―など、それぞれ判断基準があるかと思います。 その中でも収納面や機能面を重視する方は、マチも注目して頂ければと思います。 KAWANOWAで取り扱っている革小物やお財布を例にとって、マチの違いをご紹介していきます。 1.笹マチ マチを横から見た時に、底に行くにしたがって、細くなっているマチになります。笹のように見えることから、笹マチと呼ばれています。 笹マチの財布や名刺入れは中身を入れても、厚みが出にくく、スタイリッシュな見た目が特長です。 スーツの内ポケットにいれるお財布などは、笹マチのものが良く見られます。 2.通しマチ 通しマチは、底の方にもマチがあるものを指します。通しマチの特徴は何といっても収納力。名刺の出番が多い、営業の方や、ショップカードなど名刺以外のカードを入れたい方など、容量が欲しい方におススメのマチになります。 個人的にはサブの名刺入れは通しマチの名刺入れ、打合せに必要な枚数の名刺は先ほどご紹介した、笹マチ(もしくはマチ無し)の名刺入れと使い分けています。 3.風琴マチ マチの部分が、風琴=オルガン、アコーディオンのように、ジャバラの形になっているマチになります。 名刺やお札が入る箇所が外側に折れているため、収納する際に、マチにぶつかることがなく、スムーズ。収納量に応じて、マチが伸び縮みするので、収納+機能を兼ね備えたマチです。 4.函マチ ボックス型の小銭入れで使われるマチの形です。小銭入れを閉じる際に、小銭がこぼれないように、蓋の役割もかねています。 以上、色々なマチをご紹介いたしました。 マチ無しタイプのものは、よりスリムでスタイリッシュな製品のイメージがありますが、革の素材(張りや柔らかさなど)しっかり容量があるものもたくさんあります。 自分の好みの形を探してみるのも面白いかもしれません。 もうすぐ新年度になります。 新たに名刺入れや、お財布を探す際の参考になさって下されば幸いです。 ビジネスマンに贈るレザーアイテム KAWANOWAに参加しているメーカーがお届けする日本製革製品をあなたに。 メンズ向けベーシックカラーの本革製アイテムたちをご紹介します。 ちょっと手間のかかる本革製アイテムを「あえて」選ぶ。 自分と一緒に成長する革製品をぜひ仕事のお供にいかがでしょうか。 ご自分でお使い頂くのはもちろん、大切な方へのプレゼントにも最適な名刺入れや、 コードバンを使用した大人向けのキーホルダーなどございます。 KAWANOWA | 日本の職人が手掛けるビジネスレザーアイテム