「実は、革ってサスティナブル」を広める、Thinking Leather Action(TLA)活動とは vol.2

革のまめ知識

こんにちは、KAWANOWAです。

「TLA(Thinking Leather Action)」の活動についての第2回です。1回目はこちら

2022年に日本皮革産業連合会は、皮革製品に対する生活者の意識調査を行いました。

これは一般ユーザーの方々が、皮革製品に対してどのような“ポジティブイメージ”“ネガティブイメージ”をもっているかどうか、についてを調査目的としています。

また、皮革製品に対しての知識やアクション、社会的課題への関心度なども明らかにするという点も、重要なポイントです。

今後作成するマニュアルや、Q&A集といったエビデンスに活用し、業界全体の関心を促し、意識の向上につなげることをねらいとしています。

その中のごく一部ですが、データをご紹介いたします。

【調査】2022年10月21日から10月23日

インターネットリサーチ マクロミルモニター会員、全国20~69歳、男女1030人

Q.皮革が動物の副産物であると知っていましたか?

→知らない62% 知っている38%

※知らない人のうち4割は、「革製品のために動物を飼育している」と言う認識
※30代を中心に若年層からの認知が低い。

Q.「エコレザー」という言葉を知っていますか?

→8%(86名)が知っていると回答

※上記エコレザーの認識者のうち、「植物由来または動物由来ではない素材」と3割の人が思っている。

 このように、「生活者意識としても正しく認識している方が思いのほか少ない」という結果が出たことで、改めてガイドラインを設定する必要があると感じられました。

最終章に続きます。