「実は、革ってサスティナブル」を広める、Thinking Leather Action(TLA)活動とは vol.1

革のまめ知識

こんにちは、KAWANOWAです。

皮革の正しい認識を広めるアクション

皮革とサステナビリティについてを考え、業界をポジティブにとらえる「TLA(Think Leather Action)」活動が、一般社団法人日本皮革産業連合会(皮産連)によってスタートしました。

最近特に増えているのが、皮革に関するメディアやSNSなどのネガティブキャンペーン。

たとえば、皮革のために家畜が飼育されているという誤解や、原皮の供給と動物園の虐待を結びつけるような告発。また原皮の供給と森林破壊熱帯雨林との関連性を指摘するような、誤った解釈なども目立ちます。

加えて、原皮の生産や牛のゲップなど、家畜の飼育時に発生するメタンに関するカーボンフットプリントの責任があるといった誤認識や、北アフリカ等の途上国の皮革製造の状況が、業界全体を代表するものとして常にスポットを浴びてしまっています。

特に「クロム鞣し」には、無害な三価クロムを使用している事実にもかかわらず、「六価クロムで鞣す」「革には多量の六価クロムが含有されている」と伝えられることも少なくありません。

こういった事実とは異なる皮革の認識を、正しく方向付けしていくというのがこのTLAの活動の主旨になります。

3回シリーズでお伝えして参ります。

 

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