【夏のレザーケア】暑い夏だからこそレザーケアをしてみませんか vol.2

革のお悩み相談室

こんにちは、KAWANOWAです。

夏のレザーケア対策、その2です。その1はこちら

お財布やパスケースをヒップポケットなどに入れて長時間使っていると、うっかり汗を吸ってしまうことがありますよね。汗の成分は、皮革素材にとって特に気をつけいもののひとつ。

使っている製品の様子を確認してみて、湿気っていたり蒸れているときは、なるべく汗が触れないように尻ポケットからバッグへと移動させたり、この夏は使うのをお休みするのも一案です。

ただ、仕方なく夏の間も使う場合は、ハンカチやミニタオルなどに挟んで使うのもgood。

もし使っている間に、汗による蒸れや染みがあった場合は、まず水で濡らした布をきつく絞ってから、叩くように汗の成分を抜き取りながら水拭きしていきます。

濡れた皮革はダメージを受けるため、強くこすったり摩擦を加えないように優しくお手入れします。

その後、柔らかい布でやさしく乾拭きをし、ゆっくりじっくり乾燥させます。そのあとは、保湿オイルを塗っておくのもポイントです。

また、夏に雨が続いてうっかりカビが生えてしまうことも。そんな時は専用の「カビ取りスプレー」を使います。

カビ菌を取り去り、その後もカビを生えにくくします。

カビふき取りに使った布は一度で捨ててしまってください。菌が付着しているものを再度使用すると、また新たに生えてきてしまうので要注意です。

最近ではカビは外ではなく、“内側”に生えることが多いので、あらかじめ内側にスプレーしておくこともオススメです。

バッグの中にゴミや食べ物のクズをそのままにしていると、新たなカビが生えやすいので、時々バッグの中を「掃除機」で吸い取ってあげると良いでしょう。

この暑い夏シーズンを乗り越えて、ぜひあなただけのレザーライフを楽しんで下さいね。

KAWANOWAでした。