【職人コラム】「PARLEY」でMakuakeでのクラウドファンディング、絶賛公開中! アトリエからの便り 2019年12月11日2019年12月11日 by PARLEY みなさまこんにちは。 株式会社パーリィーの代表取締役、白潟篤です。 こちらのコラムでも書かせていただきましたが、北欧産大鹿の革である「エルク」を専門に、ユニセックスでカラフルな革小物、バッグを幅広く展開している「PARLEY」です。 みなさんは、「クラウドファンディング」ってご存じですか? この言葉は、「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語で、インターネットを通じて不特定多数の人に資金提供を呼びかけて、その内容に賛同した人たちから資金を集める方法です。 いくつかタイプがありますが、私が行っているのは「購入型クラウドファンディング」と呼ばれるもの。いま日本におけるクラウドファンディングの、大多数がこれに当たるそうですよ。 実はパーリィーも、現在このクラウドファンディングにチャレンジしています!タイトルは「吸いつくモフモフな手触り!エルク革で仕立てたリレーアタック防止キーケース」です。 いくつかクラウドファンディングの専用サイトがある中で自分たちは「Makuake」を選びました。今回は二度目の挑戦になりますが、毎回じっくりと準備していても、プロジェクトをスタートさせるときはドキドキします。 アイテムは「キーケース」 「キーケースなら今までもあったんじゃ?」と思われるかもしれませんが、これは従来のものとは全く違う作りです。 ご存じの通り、バイク&クルマ好きな私は、「クルマの盗難」という話を最近よく耳にするようになりました。 タイトルにある「リレーアタック犯罪」というのは、スマートキーから出る電磁波を特殊な装置でスキャンし、持ち主が離れているすきに解錠して持ち去るという手口です。その間数秒から数分と言われていて、本当にあっという間だとか。その仕組みを図に表してみました。こんなイメージです。 いままでのクルマの盗難は、窓を割ったりレッカー移動したりと、力技の大掛かりなやり口でしたが、最近は違います。 複数の犯人が、持ち主からのスマートキーから漏れ出た電磁波を「コピー(スキミング)」して、それを増幅器などを使ってリレーしていき、あっという間にクルマを解錠してしまいます。まことにスマート。コワイ世の中です。 特に高級車や希少性の高いクルマなどは、狙われやすいと言われています。 それを防止するべく、私たちの考えたキーケースは特殊な電磁波防止シートを貼って、簡単に漏れ出ないようにしました。 また素材は得意のエルク革なので、モフモフしたソフトな手触りも大切にしました。 カラーはネイビー、キャメル、レッド、パープルの四色で、開くとカラフルなピッグレザーとのコンビになるよう工夫しています。 男性にも女性にも持ちやすいように仕上げてありますので、プレゼントなどにもぜひセレクトしていただきたいです。 エルクの革はなんと厚みが4mm。二枚合わせると縫い代は8mmにもなります。 職人泣かせではありますが、これがモフモフっとした手触りを生み出すので、手を抜くわけにはいきません。 このクラウドファンディングのプロジェクトは、12月27日まで。今年がんばったご自身へのプレゼントに、ぜひ一本いかがでしょう。お渡しは2月頃を予定しています。 ご支援いただいた方には、定価から10~20%オフのリターンがありますので、なくならないうちにチェックされてください。こちらから。 https://www.makuake.com/project/parley2/ これからも、パーリィーにしかできないモノづくりで、みなさんを笑顔にしていきたいと思います。よろしくお願いします! 「株式会社パーリィー」東京都練馬区上石神井1-11-10