KAWANOWAの“オンライン工房見学”を企画中です！

みなさま、こんにちは。

いつもKAWANOWAをご愛用いただき、誠にありがとうございます。

新型コロナ禍の挑戦

新型コロナの影響で、元通りの自由な日常を取り戻すのもままならず、もどかしい日々が続いています。
そんな中、各社いままでにない新しい製品づくりに向き合ったり、クラウドファンディングに再挑戦するなど試行錯誤が続いています。
そして「KAWANOWA」そのものはどうあるべきか。メンバーで頭をひねって考えてみました。

「どんなチャレンジをしていくことが、お客さんに喜んでいただけることなのだろうか」・・・

旅行業界に学ぶオンラインでの体験

そこであるメンバーから、「オンライン宿泊って知ってる？」という話が出ました。耳にしたことはありますか？
「オンラインで宿泊？」
「どうやってやるの？」
と、他のメンバーは興味深々。最近はコロナ禍により旅行業界も青息吐息ではありますが、若い人たちが運営する各地のホステルや小さな宿で、「オンラインで、宿泊を“バーチャルに体験”する」というイベントが盛り上がっているようです。

参加したのは大阪・中崎町にある「LINDA HOSTEL(リンダ・ホステル)」。オープンは2019年春で、コロナの前までは外国人観光客の方や若い日本人客などで大変なにぎわいだったとのこと。

ただこのコロナになってからは客数は9割減で壊滅的な状態です。

そんな中、20代のオーナー二人がトライしたのが「オンライン宿泊」。「Peatix」というイベント集客アプリで参加者を募集して、仕様するのはパソコン上のzoomアプリ。まさに旅人のように、参加者は色々な場所から集合し「初めまして」の挨拶からスタートします。

若いオーナーからwelcome動画とともにご挨拶があると、まずは建物の内部をスマホのカメラでじっくりと見学。
「シャワールームの広さが自慢です」とか、「〇〇さんは今夜はこのBのベッドにお願いします」とか、参加者を引き込みながらリアルに解説します。すっかり施設内も理解して、参加者は泊まる気分満々(笑)。

次に、“中崎町商店街”をお散歩する動画を共有して、街の珈琲ショップや和菓子屋さんをオンライン訪問。実際にカフェのオーナーと対話しているムード。

ホステルに戻ったらみなさんと乾杯し、参加者はブレイクアウトルームに分かれて旅の話でワイワイと歓談。友達でもなく仕事仲間でもなく、全くの偶然で出会える旅の友という関係性が、オンラインで生まれるのもちょっと不思議ですね。

　「それではそろそろ就寝時間です、おやすみなさ～い」とオーナーの呼びかけで、名残惜しいなかで三々五々解散。ここまでで2時間のオンライン宿泊体験。参加料金は1,000円です。

もちろんホステルの売上をカバーするまではいかないけれど、楽しかったらまた必ず来てくれるに違いないという気持ちで開催している、とオーナーは話されていました。

これが思いのほか楽しい！ リアルではないけれど、実際に話をしたり宿の中を見せてもらうことで、プレ体験をさせてもらっている気分になり、ここの「プロモーション動画」としての役割にもなっていると思います。

オンライン工房見学を実現したい！

これは…、もしかしたら私たちの業界でもできるんじゃないか…。

“革もの好き”や“クラフト好き”が集い、そこから「オンラインのアトリエ探訪」みたいなことも不可能ではないかも…と思い立ちました。

まだまだ企画段階ではありますが、いまミーティングを重ねて少しづつ実現化を目指しているところです。

KAWANOWAに所属するメーカーのアトリエを訪問して、ものづくりをしているところを実際に見せてもらったり。参加者の方との双方向のやりとりで、質問をしたりできる場なども持てれば…と思っています。

新しいトライアルをメンバーで練っているところですので、ご案内まで少々お待ちください。その時にはぜひご参加くださいね。

ミーティングの最中のzoom画面をキャプチャしました。頑張っております！(笑)