【KAWANOWAさんぽ】「JAPAN LEATHER GOODS MEISTER」(小物部門) 認定証授与式2023に行ってきました!その2

KAWANOWAさんぽ

「JAPAN LEATHER GOODS MEISTER」認定証授与式と同日、革製品技能試験 合格者への合格証・認定証授与式も行われました。→その1はこちら

革製品技能試験は、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)・全日本革靴工業協同組合連合会・日本鞄ハンドバッグ協会・日本服装ベルト工業連合会・日本手袋工業組合が主催となって実施している皮革産業に携わる方のための認定試験です。

試験制度を通して皮革技術に対する評価を高め、職人の技術と社会的・経済的地位の向上を図るとともに、ものづくりに興味がある人材を増やし、皮革産業の未来を担う後継者育成につなげることを目的としています。(引用:https://license.jlia.or.jp/

今年は革靴製造技能試験、・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験、ベルト技術認定試験、手袋製造技能認定試験で合わせて87名が合格しました。

 

今年度、第12回 鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験では、84名(鞄部門 3級42名、2級4名、ハンドバッグ部門 3級3名、2級2名、1級1名、紳士小物部門 3級5名、2級1名、3級4名、婦人小物部門 3級6名、1級1名)になります。

受験資格は日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験1年以上のため、普段は職人として従事されている方が多い印象でした。

3級は専門学校卒業見込みの方も対象となっているため、合格者の中には若い方も多い印象でした。

会場には1級合格者が制作したハンドバッグ、紳士小物、婦人小物が展示されており、来場者がじっくり見られるようになっていました。

ハンドバッグは丸みのあるデザイン。ベルトがつながるデザインは難しいとのこと。

紳士小物の財布は4名の作品が並べられていましたが、型紙や革は指定されていますので、パッと見て同じお財布に見えます。

いずれもシンプルな束入れと札入れ。

じっくり見ると、ミシンのかけ方や刻み(角の処理の方法)の仕方が異なります。

審査員も務める株式会社ラモーダヨシダ 代表取締役 吉田さんにお話を伺うと、

「審査のポイントは素人目にはほぼわからないくらい精密です。紳士小物は定番の形が多いこともあり、細やかな仕立てが認定の要点となります。

婦人の革小物は、パーツの数が多くなるため、ふっくらしたフォルム感を整えるのが難しいです。」

と教えていただきました。

今回、紳士小物1級で合格された小石健二さん、婦人小物で1級に合格された大石健二さん。受賞者のコメントで、両部門(紳士小物、婦人小物)取得を目指したいとの抱負を語っておられました。

ちなみに紳士小物、婦人小物ともに1級ライセンスを持っているのは、いままで3名しかいないとのこと。是非、4人目、5人目となっていただきたいですね。

皆様も日本製の革製品を手に取ることがありましたら、ぜひ、細かな仕立てを見ていただくと面白いかと思います。

KAWANOWAでした。