【KAWANOWAさんぽ #1】博物館・革小物・本格派コーヒーがトリプルで楽しめる「Marua Cafe」

KAWANOWAさんぽ

こんにちは、KAWANOWAです。

さて、革好きなあなたに「KAWANOWA散歩シリーズ」が再スタートしました。今回は墨田区両国にある「Marua Cafe(マルアカフェ)」

両国駅西口から南方向へ、回向院をすぎて徒歩8分。

ここは、カフェだけでなく、建物の2階には小さな「袋物博物館」レザーグッズのショップが併設されたユニークなスポットです。

袋物メーカーの「東屋」が運営しており、もともとはOEMメーカーとしてさまざまなブランドを手がけてきた実力派の作り手。

こちらの袋物博物館は墨田区からも認定されている「すみだ小さな博物館」のひとつ。江戸時代から現代に至るまでの、小銭入れや煙草入れ、袋物、手動ミシンなど、歴史的にも価値ある希少な約100点が展示されています。

東日本バッグ工業組合が所有していた歴史あるアーカイブも、こちらに所蔵されています。

江戸時代には欠かせなかったキセル。それを入れるためのキセル入れは男の人たちの“粋”を感じさせる品々。

この技術が発展し、台東区や墨田区界隈には革小物メーカーが増えたという背景もあって、歴史的に見ても重要な位置づけです。

武家のお嬢様たちのたしなみだった筥迫(はこせこ/今でいうポーチ)など。細かな刺繍や金属の意匠などは、ため息が出るほどの造形美です。

2階には東屋さんのオリジナル製品が並ぶショップもあり、財布や革小物も購入できます。注目は墨田区で活躍したという「葛飾北斎」の浮世絵がプリントされた革小物のシリーズは、墨田区らしいお土産としてもお勧め。

そして1階のカフェに戻って、本格派コーヒーを楽しみましょう。オリジナルの「エスプレッソトニック」や手作りプリンが人気です。

墨田区の支流の川が目の前を流れていて、暑い都会の中でちょっとした避暑地のよう。テラスも気持ちいいです。最近は海外からのお客様も多く、多言語が聞けるのも両国ならではですね。

KAWANOWAさんぽ、これからもまたとっておきのスポットをご紹介して参ります。

※Marua Cafeは営業時間が不規則ですので、Instagramなどでご確認ください

KAWANOWAでした。